ニキビ跡のクレーター治療、幹細胞の皮膚再生及び傷跡再生への効果

①ニキビ跡のクレーター治療に対し、他院でイントラセル治療(レーザー治療)を受け、患部が悪化した患者さんに対し、幹細胞治療を2回施した症例です

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イントラセルの治療で赤みが残った患者様に、ニキビ跡治療を2回行いました。

イントラセルは極微細な針を挿し、先端から発するラジオ波により真皮層に治癒作用を起こさせてニキビ跡を修復する方法ですが、副作用としてこの方のように赤みが残ることがあります。

当院で行なっているニキビ跡治療は幹細胞を用いた治療法を行なっているため、クレーター状の箇所と赤みがあった箇所に改善が見られました

 

②ニキビ跡によるクレーターに対し、スムース脂肪幹細胞移植を3回治療を施した症例です

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日本において、当院でのみ実施する事が可能なスムース脂肪幹細胞移植®︎の施術前後の写真です。

左:施術前、頬全体的にクレーター状のニキビ跡が見られます。
右:3回施術後、クレーター状の跡に加え、黒い毛穴部分の改善も見られました。
スムース脂肪幹細胞移植®︎では、患者様から採取できる間葉系幹細胞のうち、脂肪幹細胞を用いて施術に使用します

上記お写真の通り、ニキビ跡と肌の改善が見込める施術となっております。

 

③ニキビ跡によるクレーターに対し、スムース脂肪幹細胞移植を2回治療を施した症例です

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クレーター治療①

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クレーター治療②

当院にて、切らない皮膚移植®︎を実施した患者様の施術部位写真です。

  • 左:施術前、赤みを帯びたクレーター状のニキビ跡(赤丸の箇所)がありました。
  • 右:2回の施術後、赤みだけでなく凹みも、ほぼ目立たない程に改善しました

当院ではレーザーなどの肌を傷つける方法ではなく、幹細胞を用いた「蘇らせる」治療方法を行なっております。

 

③幹細胞治療による肌のクレーター治療2回投与2ヶ月後

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ニキビ跡による、肌のクレーターに対し、幹細胞を注入した症例です。

左:治療前

右:幹細胞2回投与後2ヶ月後

幹細胞投与により、クレーターが明らかに減少しているのが分かります。今まで治らずに悩んでいた肌のクレーター、幹細胞で治してみませんか?

 

論文紹介

ここで、幹細胞の皮膚再生及び傷跡再生への効果を示した論文を紹介いたします。

以下、深い傷跡が治る過程を表した図です。

(a)では、傷跡の治癒過程の最初の段階を表しています。(b)は、幹細胞を全身または局所に投与した段階です。ここではコラーゲンが沈着する事により、皮膚の内的な再生過程を促します。(c)では、幹細胞の投与なしでは傷跡が深い場合、目に見える傷跡が残ります。幹細胞を投与する事で、炎症の治癒が起こり、見た目も綺麗に修復する事が出来ます。

 皮膚は、表皮、真皮、皮下脂肪の3つの層で構成されています。皮膚の上皮は生涯にわたって自分で複製する能力を持っており、再生することが出来ます。しかし、炎症が重篤である場合、上皮だけで炎症を治め再生する事は、皮膚の修復のプロセスにおいて十分ではなく、傷跡が固くなり残ってしまいます。ここで、表皮の下層にある基底層という皮膚の層において、表皮の幹細胞が皮膚を再生する事が出来ます。このようにして、幹細胞は深く広範囲の傷跡に対しても、綺麗に修復するように促すのです。

Advances of Stem Cell Therapeutics in Cutaneous Wound Healing and Regeneration

 

ニキビ跡について詳しく知りたい方は下記リンク先をご覧ください。

tokyo-biyoukeisei-clinic.jp